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現在完了形とは?3用法やイメージを解説

Keito Ochiai

大学を飛び級で卒業後、MBA(経営大学院)に進学して経営戦略と会計を学ぶ。現在は、データ分析を用いて企業との共同研究に従事。趣味は読書とSwitch、カラオケ。最近はアソビ大全のトイテニスを極めてます。

ページのまとめ

現在完了形のイメージは「迫ってくる」です。継続・経験・完了の3用法を丸暗記せずとも、イメージで理解することが可能です。

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現在完了形が分かりづらい

ふつう、中学校や高校では、現在完了形の3用法(継続・経験・完了)を学びます。しかし、日本語訳だけだと過去形との違いが分かりづらく、どのような場面で現在完了形を使えばよいのか分からない人も多いです。

このページでは、現在完了形のイメージをもとに、現在完了形の本質と今ままでの3用法を解説していきます。

現在完了形は「迫ってくる」

現在完了形の基本イメージは、「迫ってくる」です。

現在完了形は、過去のある時点から現在までの時の流れを表す表現です。"have+過去分詞"で表され、"have"の部分は主語によって"has"にも変化します。過去分詞の部分は、受動態などと同様に変化することはありません。例文を見てみましょう。

ココがポイント

現在完了形:have+過去分詞

"have"は主語によって"has"にもなる

現在完了形の例文

  • We have used this desk for 3 years.

私たちはこの机を3年間使っています。

  • He has been to America twice.

彼はアメリカに2回行ったことがある。

  • Paul has just parked his car.

ポールは車をちょうど止めたところです。

いずれも、過去のある時点から現在までの時の流れを表しています。現在完了形のイメージは「迫ってくる」ですから、過去の出来事を今のように思い出している場面を想像してください。話し手が現在完了形を使うときは、頭の中でその出来事を色鮮やかに思い描いているのです。

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現在完了形の3用法

現在完了形の基本イメージ「迫ってくる」を踏まえると、過去のある一点から現在まで及ぼすような時制が現在完了のイメージでした。これを具体的に言えば、「ずっと~している」、「~した経験がある」、「ちょうど~したところだ」などで表せます。これら3つの用法は順に「継続」、「経験」、「完了」と言います。

用法の名前を覚える必要は全くありませんが、「迫ってくる」のイメージから派生させて、意味を使いこなせるようになりましょう。

「継続」の現在完了形

日本語訳で覚えるならば、「(過去のある時点から現在まで)~している」という訳になります。現在完了形の感覚としては、日本人に一番なじみがあり、使いやすいと思います。基本イメージ「迫ってくる」から一番わかりやすく、過去の出来事が現在のこの瞬間まで、ずっと迫ってくるような様子です。

「継続」の例文

  1. How long have you used that watch? It looks so old.
  2. I've used it for 10 years. Mary gave me it for my birthday.
  1. その時計、何年間使ってるの? すごく古そうに見えるね。
  2. これは10年間使っているんだよ。メアリーが誕生日にくれたんだ。

「何年間もずっと~している」、という場合には現在完了形のイメージがピッタリです。現在でもその動作をし続けていることに注意しましょう。

「経験」の現在完了形

日本語訳では、「~したことがある」となるのが「経験」の現在完了形です。学校では日本語訳から入りますが、日本語訳の丸暗記では英語を使えるようになりません。現在完了形のイメージを使いこなせるようになりましょう。

「経験」の例文

  1. I've never been overseas. Where should I go to first?
  2. Then your first trip abroad has to be Japan!
  1. まだ海外行ったことないんだ。最初はどこに行けばいいかな?
  2. それじゃあ、最初の海外旅行は日本がいいよ!

過去形が「過去に~した」と、単なる過去の事実を表すのに比べ、現在完了形のイメージは「迫ってくる」です。「過去に~した」という経験が現在に迫ってきた結果、「~したことがある」という意味を表すことが出来ます。過去形では「~した」と言うだけで、「~した経験がある」とは言ってない点に注意です。

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「完了」の現在完了形

日本語訳では「(ちょうど)~したところだ」となるのが、完了用法の現在完了形です。完了では過去形との違いに要注意です。

「完了」の例文

  1. I have just painted the bench. Be careful!
  2. That was a close one! I almost sat on it.
  1. ちょうどベンチにペンキを塗ったところだよ。気を付けて!
  2. 危な! 座るところだったよ。

「完了」は既に終わったことに対して使う言葉ですね。しかし、現在完了形のイメージは何度も言うように「迫ってくる」です。ペンキが塗りたての状況は、現在に影響を及ぼしています。このような場合には現在完了形で表現してあげましょう。

現在完了形と過去形

  1. I painted the bench.
  2. I have just painted the bench.
  1. 私はベンチにペンキを塗った。
  2. ちょうど今ベンチにペンキを塗り終わったところです(ペンキで塗れている)。

2つの違いが分かるでしょうか。過去形は単にペンキを塗ったことを思い出しているだけです。そこに現在との接点はありません。

対して現在完了形は、ちょうど今ペンキを塗り終わったところで、まだペンキに触ってはいけない様子であるのが分かります。過去形と現在完了形の違い、分かりましたか?

まとめ

現在完了形は、過去のある一点から現在に影響を及ぼす時制です。過去形との違いが分からなくなったときは、「迫ってくる」のイメージを思い出してください。

丸暗記英語では、英語を正しく使いこなすことはできません。イメージを掴む学習をしましょう。

 

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