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受動態の基本|形や使い方・感覚など

Keito Ochiai

大学を飛び級で卒業後、MBA(経営大学院)に進学して経営戦略と会計を学ぶ。現在は、データ分析を用いて企業との共同研究に従事。趣味は読書とSwitch、カラオケ。最近はアソビ大全のトイテニスを極めてます。

ページのまとめ

受動態の使い方や感覚について解説します。

受動態の形

受動態の基本形は、「be動詞+過去分詞」です。今まで習ってきた文はすべて”能動態”と呼ばれるものでしたが、受動態では「~られる」という受け身の意味を表します。

例文

  • English is spoken all over the world.

「英語は世界中で話されている。」

  • They were injured by the man.

「彼らはその男に傷つけられた。」

  • It is often said that Japanese like sushi.

「日本人は寿司が好きだとよく言われます。」

このように、be動詞は主語が単数か複数かによって変わり、時制(時がいつか)によっても現在形か過去形が決まります。

be動詞の後に続く”過去分詞”については、教科書の巻末などについている「不規則動詞変化表」を暗記して覚えましょう。受験生は不規則動詞の暗記をサボりがちですが、過去分詞はこれから現在完了形などでも必要になってくるので、この際に一気に覚えてしまいましょう。

ココがポイント

受動態の形は「be動詞+過去分詞」、意味は「~られる」

過去分詞とは

詳しい解説は分詞のページで行いますが、過去分詞について少しだけ解説しておきます。過去分詞とは、「動詞ではないが動詞の意味を表すもの」です。そもそも”分詞”とは、「~ing」の形や、「~ed」の形など(不規則変化はあります)を言います。分詞は動詞の変化形なので、基本的にはその動詞の意味を表します。

しかし、分詞は動詞ではないので、英文の中には他の動詞(be動詞や一般動詞)が必要です。そこで、受動態では、be動詞を分詞と組み合わせることで動詞を補っているのです。ここで、「過去」分詞とは、分詞の「~ed」の形を指します(不規則変化もあります)。この形の分詞は、「~られる」という意味を表します。それをbe動詞と組み合わせることで、あたかも動詞自体が「~られる」の意味になったような受動態となります。

つまり、受動態でない場合、分詞は動詞がなくても使えることがあるのです。この辺りについては分子のページで詳しく解説します。

受動態の感覚

例文

  1. 「アメリカでは英語が話されています。」
  2. 「彼はスキーで学んだ多くの知識に助けられた。」
  3. 「早寝早起きは体に良いと言われている。」

これらの例文には違和感を感じませんね。1・2・3の例文は受動態に適した文です。それぞれの例文を通常使っていた能動態に直すと、違和感を感じて、「受動態の使いどころ」が分かってきます。例文で見てみましょう。

例文

  1. 能動態に書きかえることは不可能
  2. 「スキーで学んだ多くの知識が彼を助けた。」
  3. 「ポールは早寝早起きは体に良いと言った。」

順に解説していきます。

1:元々は、「アメリカでは英語が話されています。」だったものを、「~が英語を話す」の形にするのが”能動態”です。しかし、今回の例文だと話している主語が分かりません。「アメリカ人は英語を話す。」と捉えられなくもないですが、アメリカで英語を話すのは必ずしもアメリカ人とは限りません。したがって、このように主語が誰か分からない場合に受動態が用いられます。

2:「彼はスキーで学んだ多くの知識に助けられた。」という文章を無理やり能動態に書きかえたものが、「スキーで学んだ多くの知識が彼を助けた。」という文です。後者の方が主語が長くて煩わしいのが分かりますか? 英語は頭でっかちな文章が大嫌いなので、主語が長いのを嫌うのです。このような場合、受動態を使ってスマートな文章にします。(日本語だとみんな自然とできています)

3:「早寝早起きは体に良いと言われている。」という文章に対し、無理やりポールという主語を付けたしたのが、「ポールは早寝早起きは体に良いと言った。」という英文です。ポールが正しいかはさておき、ポールが一人で言うのか。「~と言われている」と大勢が言っているのかでは、信頼性に違いが出ますよね。このような他人から見た場合、つまり客観的な態度をとるときは、受動態を使います。

受動態の使いどころ

  1. 主語が誰か分からないとき
  2. 主語を軽くしたいとき
  3. 客観性を持たせたいとき

まとめ

あまり英語の例文は出さなかったので、受動態の練習問題で練習していってください!受動態を理解するには、まず基本の形「be動詞+過去分詞」を覚え、受動態がどんな場面で使われるかを抑えましょう。

その後は問題演習をこなしていけば入試対策としては万全なはずです。受動態の応用編も随時追加予定です!

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