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定期テストの勉強法(2タイプ別)

Keito

データアナリスト / 経営学修士 趣味はプログラミング、Nintendo Switch、カラオケです。

記事のまとめ

定期テストの勉強法を、暗記型分析型に分けて紹介します。

定期テストの点数によって決まる内申点は、中学生であれば入試全般に、高校生であれば推薦入試などに影響します。さらに、定期テストに向けて勉強をすれば、それが入試の対策にもなっているため、定期テストを攻略することは必要不可欠です。ここでは英語の定期テスト対策を2タイプに分けて紹介します。

暗記型

「色々考えて勉強するのは面倒!」という人は、教科書の内容をすべて覚えてしまう勉強法が良いです。定期テストの構成は、”教科書の内容8割+応用2割” などが大半ですから、基本となる教科書を覚えきってしまうのが効率的です。

英語の教科書の覚え方は、ひたすら音読して単語や文法、表現を覚えるというものです。通常、教科書付属のCDがあるはずですから、それに合わせて発音をしてください。色々考える必要はなく、暗唱できるレベルになるまで何度でも音読します。文法問題集からの出題であれば、解答まで覚えてしまうくらいに解き直します。

このような暗記型学習は嫌われがちですが、実は入試における学習の本質を突いています。何度も音読して読み返す、という部分は単語や文法を覚えるとともに、長文の練習にもなっています。また、文法問題集の解き直しについては入試の学習法そのものです。

すなわち、定期テストの学習法をコンスタントに続けられる受験生が、志望校に合格しやすいと言えます。この学習法の注意点は、日ごろからの勉強が大事な点です。定期テスト前に教科書を丸暗記しようとしても、他教科の学習もあるので間に合いません。普段から復習を心がけることが重要です。

ココがポイント

教科書をひたすら音読して覚える。

分析型

この学習法では、教科書を丸暗記するような勉強はしません。まず、教科書に載っている単語や文法、表現、長文をざっと見ます。その中から知らないものや理解できないものをピックアップし、そこだけを重点的に覚えこみます。つまり、分析を行った後で暗記をする学習法です。

例えば単語であれば、毎日知らなかった単語を発音する、長文の中の一文が理解できないのなら、しっかりと理解した上で何度も読み返す、などが具体的な勉強になります。この学習法のメリットは効率的なことです。丸暗記型の勉強と違い、分からない部分のみを覚えるので時間は短くて済みます。余った時間で他の科目を勉強すると良いでしょう。

さらに、学習に当たってまず行う「分析」は、入試の勉強において非常に役立ちます。入試勉強は自分の理解できていない部分を探し、弱点を無くしていく作業です。この分析の感覚を定期テストの段階で身につけられると、入試に向けた勉強がグッとしやすくなります。

ただし、この学習法は自分を確実に分析できる人でないと難しいです。本当は分からない部分を見過ごした結果、失点してしまうリスクが存在します。とりあえず定期テストで点数が取れればよい、という人には先に紹介した暗記型の勉強をおすすめします。

ココがポイント

弱点を分析し、徹底的に暗記。

分野別定期テスト対策のページは別で作成します。(予定)

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