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タッチタイピングとは何か、タイピングの練習方法、おすすめのフリーソフトまで徹底解説します!
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学生の方からオフィスで働く会社員、フリーターまで、PC作業は必須の現代。そこで問題になるのが、「タイピング能力」です。タイピングが早ければその分仕事も早く終わる上、タッチタイピング(ブラインドタッチ)を身につければ、キーボードと画面を行き来するストレスもなくなります。
この記事では、どんな人でも、「1日30分の練習のみ、1週間でタッチタイピングを身につける」という術をご紹介します。実際に筆者は中学生の時に1週間でタッチタイピングを身につけ、周りの人に驚かれるほどのスピードでタイピングが出来るようになりました。
タッチタイピングを身につけるのは非常に簡単で、難しい知識は本当に何もいりません。一週間だけで良いので、タイピングの練習をしてみましょう。
タッチタイピングの基本
ホームポジション
タッチタイピングはブラインドタッチとも呼ばれる、キーボードを見ないでキーを打っていく技術のことです。やり方は簡単で、「ホームポジション」という基本の指の置き方から各キーへ指を動かしていきます。キーを打った指はまたホームポジションに戻りますが、慣れてくれば自分流の動かし方を追加することで、より速いタイピングを実現することが出来ます。
左手小指から右手の小指まで、親指を除くすべての指が一列に並びます。左手小指から右へ順に、「A、S、D、F、J、K、L、;」のキーに指を置きます。ホームポジションを目で見ないで作るために、「F」と「J」のキーに注目してみましょう。「F」と「J」のキーには下側に小さな突起があり、そこに人差し指を置くことでホームポジションを見ないで作ることが出来ます。指を置くときはまず人差し指から置くようにしましょう。
指の動かし方
指は基本的に斜め方向に動かします。ただし、これは文章で説明するより画像で見た方が早いでしょう。後ほどご紹介する、「なるほどタイピング」の練習で覚えます。
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練習方法
2STEPの練習
タイピングの練習方法は2STEPです。最初はホームポジションや基本的な指の動かし方に慣れて、キーボードを見ずに打鍵できる状態をつくること。この段階では今までのキーボード操作を一旦取り払うので、タイピング速度が大幅に落ちることになります。多くの人はこの時点で挫折してしまいますが、最終的にはタッチタイピングの方が圧倒的に速いスピードを出すことが出来ます。家での練習時のみで良いので、諦めずにタイピングを続けます。
次の段階は、タッチタイピングの速度を上げる段階です。ホームポジションや基本の運指を身につけただけではとても実践レベルとは言い難いので、とにかく量をこなしてタイピング速度を上げていきます。ここではスピードを上げる意識とともに、キーを打ち間違えない意識が重要となります。
スピードを意識しすぎるあまりタイピングミスが増えるのでは本末転倒です。スピード自体を上げるよりも、ミスを減らした方がタイピングは早くなります。実際の作業ではミスタイプした分を削除する必要があるからです。
この段階では、自分の限界を試すのではなく、安定的に打てる速度で打っていきます。この練習を続けていると次第に指が慣れてきて、考えなくてもタイピングが出来るようになります。そのレベルまで到達打出来れば、十分実践で使えるレベルに仕上がっているでしょう。
絶対に手元を見ない
タイピングの練習では、「絶対に手元を見ない」ことが重要です。本当に重要なのでもう一度言います。「絶対に手元を見ない」でください。
カタカタとキーボードを打てる人はキーを考えながら打っているのではなく、指を反射的に動かすことでタッチタイピングを実現しています。喋るのと同じ感覚です。何も考えずとも、打ちたい言葉を思い浮かべれば指が勝手に打ってくれる状態です。
この状態を作るには、絶対に手元を見てはいけません。手元を見ているということは、つまり、どのキーを打てばよいか考えながら打っている状態です。打つキーを考えている時点でそれはタッチタイピングではありません。反射的に指が動くからタッチタイピングなのです。
指がキーの位置を感覚的に覚え、見なくてもキーを打てるようになるまでは、絶対に手元を見ないでください。キーを覚えていない状態だとタイピングがものすごく遅くなり、練習するのも最初は疲れます。この段階でつまずく人が非常に多いのです。しかし、キーの位置さえ覚えてしまえばあとはスピードを上げるだけです。ここを乗り越えられるとタッチタイピング習得は目前ですから、ここだけ頑張っていきましょう。
ココがポイント
手元は絶対に見ない。スピードよりもミスを減らすことを意識!
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おすすめのフリータイピングソフト
STEP1:なるほどタイピング
なるほどタイピング:http://www.naruhodo.net/kb/typing.html
タッチタイピングの練習を始めようという初心者に圧倒的におすすめなのが、この「なるほどタイピング」です。タイピングソフトとしては非常にシンプルで面白い要素などは一切ありませんが、タッチタイピングを学ぶには最高のソフトです。
特徴は、運指の各練習が充実していることに加え、どのキーをどの指で打てばよいのか、リアルタイムで表示してくれる点です。初心者はどうしてもキーボードを見がちですが、画面に常にキーと適切な指が表示されているため、手元を見なくてもキーが覚えられます。最初は1つのキーを正しく打つだけでもかなり大変ですが、2,3回やれば大体の感覚は掴めてくるでしょう。
「なるほどタイピング」では、まず50音順のモードを何度も反復練習してください。他のモードは一切やらなくて良いです。50音順の練習を何度も行うことで、基本的な運指が身に付くうえ、毎回同じ順番なので覚えるのが早くなります。
目安としては、50音順のモードで30~40秒台になるまで練習を続けた方が良いです。これはタッチタイピングの基本が身についてきたというレベルで、ここまでくれば次の段階、「スピードを上げる」段階に進むことが出来ます。もちろん、40秒まで行かなくても次の練習に進むことは可能なので、自分が納得できるまで練習してみましょう。
とにかく、毎日続けることが重要です。何時間もやる必要はなく、一日15~30分程度で良いです。もちろん練習を多くした方が伸びは早くなりますが、タッチタイピングにおいては練習しすぎもよくありません。少し疲れたと感じたらすぐに練習をやめましょう。5日程度で十分なレベルに到達できると思います。
STEP2:寿司打
寿司打:http://typing.sakura.ne.jp/sushida/
タイピングソフトでは一番と言っていいほど有名な、「寿司打」です。流れてくるお寿司をどれだけ食べられるか、というタイピングのゲームです。STEP1でご紹介したなるほどタイピングとは違い、ある程度タイピングが出来る人向けのソフトになります。タッチタイピングが曖昧なうちは決して手を出さないでください! むしろ逆効果になってしまいます。
使い方としては、まず練習モードの3000円コースにトライしてみましょう。初心者にとっては通常モードの3000円コースですら早すぎると感じます。練習モードならゆっくりお皿が流れてくるので、スピードを意識せずにタイピングが出来ると思います。慣れない内はスピードを意識する必要はなく、ミスなくタイピングすることに集中してください。
タッチタイピングのスピードが上がってくれば、5000円コース、10000円コースと、どんどんレベルを上げていき、スピードに磨きをかけることが出来ます。
STEP2:e-typing
e-typing:https://www.e-typing.ne.jp/
こちらもタイピングソフトでは超有名なものです。寿司打とは違ってゲーム性は低く、制限時間もありません。ただし、難易度選択もないので、初心者から上級者までレベル分けなく楽しむことが出来ます。特徴は、自分のタイピング速度を評価してくれる点、苦手なキーを指摘してくれる点、正確度を測ってくれる点です。タイピング練習向けのソフトというイメージですね。
しかし、初心者にとっては1回1回のタイピングが長く、恐らく最初はイヤになってしまうと思います。寿司打の練習3000円コースで多少慣れてきたら、e-typingで正確性を上げることをおすすめします。
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STEP2:皿打
皿打:http://neutralx0.net/sarada/play.html
寿司打と似たような名前ですが、こちらの方が難易度は少し上です。お皿に盛られた食事を狙ってくるキャラクターを防ぐ、というのがコンセプトです。寿司打に飽きて別のタイピングソフトもやってみたい、という場合におすすめです。敵が複数なうえ、常に動いているので初心者は焦りを感じてしまうかもしれません。
練習というよりもゲーム感覚でやる方が合っていますね。気分転換で使用すると良いかもしれません。
STEP3:Ghost Typing(ゴーストタイピング)
Ghost Typing:http://neutral.x0.com/home/ghost/
本来STEP3はないのですが、タッチタイピングをさらに極めたい人向けにおすすめのタイピングソフトをご紹介します。
「ゴーストタイピング」はその名の通り、別のプレイヤーが記録したタイピング(ゴースト)と対戦することが出来ます。対戦相手は自分と同等のスピードを持つ相手から、はるか格上の相手まで自由に選択することができ、自分の限界の速度を試すことができます。上には上のプレイヤーがいることを痛感させられるタイピングソフトです。特に、トップのプレイヤーは、本当に同じ人間か疑いたくなるレベルのタイピングを見せてきます。限界を試したい人はぜひ「ゴーストタイピング」をしてみてください。
まとめ
本記事ではタイピングの基本と練習方法、おすすめのフリーソフトをご紹介しました。まずは、なるほどタイピングで手早く基礎を身につけ、好きなタイピングソフトでスピードを上げていくことをおすすめします。
タイピング練習は最初が一番つまらないです。しかし、慣れてくれば自分のスピードがどんどん上がっていくのが面白くなってきます。実用的なタイピングもしっかり身につくので、ぜひ練習してみてください!
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