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検索順位を上げる&読まれる記事を書くために必要な観点

Keito Ochiai

大学を飛び級で卒業後、MBA(経営大学院)に進学して経営戦略と会計を学ぶ。現在は、データ分析を用いて企業との共同研究に従事。趣味は読書とSwitch、カラオケ。最近はアソビ大全のトイテニスを極めてます。

ブログ、WEBメディアに限らず、読者に読まれやすく、さらには検索順位を上げることの出来る記事はどんな記事なのか。個人ブログや企業のWEB担当者にとっては、SEOの観点を持ちながら記事執筆を行うことが欠かせません。

本稿では、読者が何を求めて検索を行っているのか、それに対して何を書けば記事の検索順位を上げることが出来るのか、といった観点から、読まれやすい記事の作り方を解説します。

Googleの検索順位を上げるためには、SEOの視点を養おう

最初に議論すべきは、「Google検索の順位を上げるには、どうすればいいのか」ということです。個人ブロガーやWEB担当者が陥りがちなのは、「具体策から入る」という施策です。これは例えば、「広告の位置を見やすくしよう!」だとか、「文章を簡潔に書こう!」、「冒頭に結論を述べよう!」というライティング面やデザイン面の施策です。

念頭に置きたいのは、これらの施策を行うことで、「どの指標が上昇(下降)し、その結果SEO効果は上がるのか?」という視点です。具体策を色々と講じることは簡単であるものの、その施策がSEOに対して根本的に有効なのか、という視点を持った担当者は少ないと思います。

※SEOとは、検索エンジンに対して最適化を行い、検索順位を上げるための施策のことです。

そこで、まずはSEOに関わる大元の指標を把握することが先決です。Google検索であれば、それは各ページの滞在時間が長いことや直帰率の低さ、商品購入率の高さなどに表れてくるはずです。SEOというと一般には難しい印象を受けますが、考えてみればページの価値を図る指標は単純なものがいくつも掛け合わさっただけです。これらの各指標を向上させることで、検索順位を上げることが出来るはずです。

その指標にアプローチする具体策が、「広告をこの位置に入れよう」という施策になるということです。このように、大元の目的(=どの指標に対してのアプローチなのか)をハッキリさせないまま具体策を練りこんでも、それはSEOに対して有効ではないかもしれません。「目的→手段」という視点を養うことが重要になります。

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SEOの視点を養うには、普段からの意識が重要である

初心者にはSEOの視点を養うことは難しく思われるでしょう。なぜかと言えば、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleといったツールに慣れていないばかりか、SEOに影響を及ぼす指標が頭に入っていないからです。

もちろんSEOの学習を行うことは重要であるものの、かけ算九九のように各指標を丸暗記する必要はありません。むしろ重要なのは、普段から「良い記事の条件を探しているか?」という観点です。

例えば、「価値の高い記事」を読んでいると思われる際に、自分がどのような行動をしているかを観察してみましょう。おそらく、ページをいつもより”ゆっくりと”スクロールして(=読み込んで)、その分ページの滞在時間も長いはずです。さらに、そのページに貼ってある商品リンクなどはいつもよりクリックしやすくなり、サイト内の別ページにも飛びやすくなるでしょう。

このように価値の高い記事を読んでいるときには、普段よりもページに対するアクションの量が増加しているはずです。このアクションの量こそが「SEO効果を高める」ということに直結しています。すなわち、価値の高い記事に対して取っている自分の行動を、自分が運営しているメディアにも応用すればよいのです。同じようなアクションの量を確保することが出来れば、自サイトのSEO効果を高めることが出来ます。

そして、通常よりも増加したアクションこそが、前述した「大元の目的」になります。自分が通常よりも長くそのページに滞在していると思われるならば、自サイトにもページ滞在時間を長くするような記述・デザインを取り入れ、その結果としてSEOに影響を及ぼすことが出来ます。ここでは、ページの滞在時間が「大元の目的」であり、読みやすい記述やデザインが「手段」ということになります。

では、実際にSEO効果を高める「記述」とは何なのか

さて、SEOを高めるための「大元の目的」と「手段」の考え方については理解できたでしょうか。目的を設定することが先決であり、その後に手段を考える必要があるということです。

ここからは、実際にどのような「手段」を取れば検索順位を上げることが出来るのかを解説します。デザイン面については各サイトのセンスが問われるものの、記述面に関してはどのサイトでも本質は同じであり、本稿の内容を押さえることで「読みやすい記事=検索順位を上げられる記事」を作成しやすくなります。

皆さんは何かのテーマについて記事を執筆するとき、その文章をどんな目的で書いているかを意識しているでしょうか。例えば、ゴルフクラブの選び方の記事を書くとすれば、その記事の目的は「読者がゴルフクラブを選びやすくする」ということになります。つまり、読者の課題解決をスムーズに行うために、皆さんは記事執筆を行っています。

これに対して、恋愛コラムで見かけるような、「彼氏がイライラする!その理由8選!」のような記事を執筆していたとしましょう。この場合には、読者の課題解決を手伝っていると言えるでしょうか。これは課題解決というよりはむしろ、読者の気持ちに「共感」するような内容であり、この記事の目的は読者をスッキリさせる点にあると考えられます。

以上から、記事執筆において第一に行うべきことは、その記事の目的を定めることと言えます。本稿では上記で述べたように、その目的を「課題解決」「共感」の2つに大別することが出来ると考えています。これらの目的に沿った記述を行うことが、検索順位を上げることに繋がるというわけです。

ただし、2つの目的の根底にあるものは同じです。それは、「読者が求めているものを提供する」ということです。課題解決にしろ、共感にしろ、読者が求めていることを提供することことこそが、皆さんがその記事を執筆する意味になります。逆に、読者ニーズを捉えきれていない記事は、検索順位を上げることが当然できないでしょう。

これら2つの目的を意識することは、読者にとって読みやすい記事を作るためだけではなく、ブログやWEBメディアのマネタイズにも大きく関わってきます。以降では、この2つの戦略をどう使い分けるか、各戦略に適した書き方はどんな書き方なのか、といった点を議論していきます。

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課題解決型の記事では、必要な量を簡潔に書く

読者が求めている内容を提供することで、Googleからの評価が向上することがご理解頂けたかと思います。ここでは、課題解決型の記事では何が求められているのかを議論していきましょう。

課題解決という言葉が示す通り、読者がこのタイプの記事に求めていることは、「自分が分からないことを調べること」です。つまり、このタイプの記事では、読者が知りたい情報を知りたいだけ提供することがベストな戦略になります。逆に言えば、読者にとって必要のない情報を提供したところで、それは無駄な記述になってしまうということです。

芸能人について書かれた記事の多くには、こういった無駄な情報がうんざりするほど載せられています。こちらは芸能人の身長を調べたいだけなのに、その人の彼氏やバックグラウンド、年収などを提供されてもそれは無駄な情報ということです。特に最近は、タイトルで「〇〇の彼氏は?」と言っているのに、結論は「何も分かりませんでした!」という記事が量産されています。

こういった記事の寿命は非常に短く、自サイトに対してもSEO的に悪影響を与えてしまうので、無駄な情報を載せた記事を書くことは絶対に避けなければなりません。もちろん、記事の内容からして読者が興味を持ちそうな情報であれば、ページ滞在時間を延ばすことにもつながるので良いかもしれません。

以上のように、課題解決型の記事では読者が必要としている量の情報を、簡潔に提供することが重要になります。しかし、鋭い読者は「簡潔に書いたら読者はすぐに離脱してしまうのでは?」と考えたはずです。その指摘はもっともであり、ページの情報量を削減すればするほど、読者がページに滞在する時間は短くなってしまいます。

ここで、そもそも何のためにその記事を書いているのかを思い出してください、ここでの目的とは、課題解決や共感といった「記事の目的」ではなく、「何のために自サイトにその記事を載せるのか?」ということです。それは例えば、PV数を上げて集客力を高めることであったり、ページのリンクから商品購入へ結び付けようという目的が該当します。

このようなWEBサイト全体に対する目的を考えると、課題解決型の記事は簡潔であるほどに目的を達成しやすくなります。なぜなら、情報をタイトに絞ってあげることで、読者は余計な情報に惑わされずに商品リンクを見つけることが出来るからです。その他にも、「この記事は分かりやすかったから次の記事も分かりやすいかな」という期待の下に、別ページにも遷移しやすくなると考えられます。

つまり、情報を削るほどに、自サイトの本来の目的であるマネタイズや集客を成功させやすくなるのです。以上から、課題解決型の記事はただ長く読まれれば良いという訳ではなく、自サイトの目的を達成するための簡潔な記述が重要になります。

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共感型の記事では、読者の気持ちを和らげてあげる

何かを知りたいという欲求を解決する課題解決型の記事に対して、共感型の記事の目的は「読者の気持ちに寄り添い、悩みを聞いてあげる」ことです。これは、普段のコミュニケーションを想像した方が分かりやすいと思います。

友人や恋人から深刻な悩みを相談されたとき、特に女性であれば「共感」を重視するはずです。共感とは、相手の悩みに対してアドバイスをすることではなく、ただ悩みを聞いてあげて、相手の気持ちをリラックスさせてあげることです。つまり、課題解決型の記事のように、何かの解決策を示すことがベストな戦略になる訳ではありません。

共感型の記事を執筆するには、相当な技量が求められるでしょう。課題解決型の記事とは違い、個人ごとに悩みの幅や深さが異なるために、どのような内容を記事に置いておけばよいのかが想像しづらいからです。

それでも共感型の記事を書く必要がある場合には、相手が今どんな状況にあって、何で悩んでいるのかを想像し、「なぜあなたが悩んでいるのか」という内容を書くべきでしょう。普段のコミュニケーションとは違い、共感型の記事では相手の話を聞いてレスポンスすることが出来ません。そこで、読者が置かれている状況とその原因を記述して上げることで、読者がその記述と自分を照らし合わせて「記事からの共感」を得ることが出来るのです。

具体例で考えやすくしてみましょう。あなたが「彼氏(彼女)がイライラする!」と思ったときにGoogle検索をしたとします。その時に求めているのは、イライラすることをどうにかしたいという解決策ではなく、「他にも同じような人いないかな」「自分の気持ちを分かってくれないかな」という共感のはずです。

この悩みに対し、「私はこんな状況だったよ」「お互いすれ違っているのかもね」といった内容の記述に自分を照らし合わせ(=共感して)、その上で「私はこうしたら解決したよ」という解決策を見ることで、段々と気持ちをスッキリさせることが出来ると思います。

このように共感型の記事では、解決策を提示するのではなく、読者の気持ちを理解してあげようという記述が必要になります。

①記事を載せる目的→②記事の目的→③手段の流れを押さえる

本稿の内容をまとめます。

最も重要なことは、①その記事をWEBサイトに載せる目的を考えることです。その多くは、集客目的かマネタイズ目的、ブランディング目的の3つに大別できるはずです。集客目的ならば、金銭面はとりあえず考えずに読者のためだけを思った記事作成が有効になります。マネタイズやブランディングが目的なら、目的へ誘導するための記述を心がけましょう。

②記事の目的をハッキリさせることは、SEO効果を高めることに直結します。その記事に対して読者が何を求めているのか、といった観点から記事の方針を固めます。読者が何かを知りたいという欲求を抱えているなら、課題解決型の記事に落とし込み、気持ちをリラックスさせるために検索を行っているなら、共感型の記事を書きます。

③の手段については、記事のタイプ別に施策を練っていきます。課題解決型の記事であれば、読者が解決したい事項をリストアップし、出来るだけ情報を削減してタイトかつ質の高い記事作成を目指します。共感型の記事であれば、読者の気持ちに寄り添った記述を行うと、いずれ記事の検索順位が上がるはずです。記述面だけではなく、デザイン面を記事の内容に沿わせることも重要な事項です。

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